
学校に行ってしんどい思いをしている方や、学校にいけなくて精神的に不安定になっている方、おうちに居場所がなくてつらい方はこちらの記事を読んでみてください。
無理をする必要はない
夏休みが明けてしまって、誰でも精神的に不安定になる時期だと思うのですが、学校にいけないからといって気を病む必要はありません。
周りと同じように行動できないからといって、自分がおかしいと思う必要はありません。
私も中学2年の頃に不登校になって、高校1年の途中まで引きこもりました。
私が不登校に陥ったときに病む原因は
周りの人たちと同じように行動できない
周りの人たちとの差が開いてしまう
当たり前のことができないため、自分が出来損ないのように感じる
主にこの3つでした。
とにかく周囲と自分を比較して、自分はダメ人間だとか、自分は当たり前のことができない出来損ないなんだとか
そういうネガティブなことを考えて、近所の人はもちろん自分の家族の目の前にいることが苦痛で仕方ありませんでした。
死んでしまおうと何度も思いました。
周りの人と同じように行動ができない
「周りの人と同じように行動できない」というのは、自分と周囲の比較のしすぎから起こる考えです。
これは現代社会の仕組みによって起こるのですが、皆さんは小さい頃から幼稚園や保育園に通って「集団行動」という概念を刷り込まれます。
集団行動こそ正しい。周囲と同化する。浮いてはいけない。周りと同じように行動することこそが正義。
幼稚園、小学校、中学校、高校と軽く10年以上は集団行動に重きを置いた生活をしています。
この生活こそが「周りの人と同じように行動ができない」と罪悪感が芽生える原因です。
集団行動ができないからといって、将来困ることはほとんどありません。
学校に行けないことを責める必要はありませんし、人それぞれ出来ることが違うのは当たり前です。
周囲と比較するのはやめて、自分の気持ちを優先することが大切です。
周りの人たちと差が開いてしまう
この考えも、学校のテストの順位づけや、運動会の順位づけから起こる考え方です。
周囲と比べる環境に置かれると、自分自身も順位に囚われて、大切な心の部分を置き去りにしてしまいます。
他人から付けられる順位はあくまで「他人が測った目安」でしかないのです。
自分の本当の価値は自分にしかわからないものなので、他人から勝手に付けられる順位を気にする必要はありません。
当たり前のことができない
学校に行くこと。勉強ができること。周囲がやっていることと同じように行動すること。
これこそが「当たり前」だと思っていませんか?
私は逆だと思っています。
全員が全員に合わせて行動している光景は異常に思えますし、ただでさえ朝起きて学校に行くだけでも苦痛なのに、それをたった週2日間の休みだけで週5日繰り返す日常。
土日に部活動がある方や、土曜日に午前授業があるような学校はさらに休みが少なくなります。
そんな少ない休みで、人間の体力や気力が持続すると考えるほうがどうかしていると思ってしまうんですよね。
なので毎日学校に行くことは決して当たり前のことではありません。
これらを普通に日常として捉えて普通にこなしている方もいますが、その人が本当にすごいというだけで、できて当たり前というわけではありません。
私が思う、人として当たり前のことは「自分の気持ちに正直であること」です。
なので「学校が苦痛で行きたくないから学校に行けなかった」という反応こそが「当たり前」なのです。
結局何が言いたいのかというと、周りと比べて自分にできないことを無理やりする必要はないということです。
不登校から次のステップに進む
学校に行けないことに関して、理解を示してくれる先生や親御さんは未だ少ないと感じています。
親は子どものことを死ぬまで面倒見ることはできないので、今の子どものメンタルよりも将来への心配が勝ってしまい、「学校に行きなさい」と干渉してしまいます。
親の「子供の将来が心配」という気持ちもわかりますが、当の本人からしたら今のメンタルを優先してほしいと思ってしまいますよね。
不登校に陥って、最終的に責任を取るのは自分自身です。
学校に行かない場合は、全てを放棄するのではなく、ある程度自分のメンタルを休ませたら次のステップへ進みましょう。
次のステップといっても、学校に復帰するためのステップではありません。
学校に行かなくても、身に付けられることを身につけるのです。
勉強だったら学校に行かなくても自力で出来ますし、プログラミングの勉強も自宅でできます。
私のように、Webライターを目指すのも全然アリです。
ちなみに私はWebライティングを始めて2ヶ月で月5万円を稼ぎました。
未経験でもなんとかなることは私が証明済みなので、ぜひチャレンジしてみてください。
学校のカウンセリングや不登校に関する悩み相談では、なんだかんだいって学校に復帰させようとする動きが見られて、カウンセリングルームにも自分の居場所がなくなってしまう方も多くいます。
親に「不登校を理解してもらえない」のは「学校に行かなかった場合の子どもの将来が心配」という考えがあるから。
理解をしてもらいたい場合は、自分が学校に行かなくても将来に向かって進んでいる姿を見せることが大切です。
大きなステップだと、目標にたどり着くまでに疲れてしまうので、小さなステップを積み重ねていきましょう。
心理学では「スモールステップ」と呼びます。
頑張れる範囲でトライしてみましょう。そして疲れてしまったら、休んでください。
ずっと動き続けている必要はありません。
居場所がなかったら私を思い出して!
学校にも、おうちにも、どこにも居場所がなくてしんどいと感じている方は、私を思い出してください。
ブログのコメントでも良いですし、TwitterのDMでも、spoonの配信でも、気軽に遊びにきてもらって、お話しましょう!
めやんのTwitter
めやんのSpoon

学校・人間関係・精神的な悩み相談だけでなく、雑談や質問なども受け付けています。
待ってるからねー! 😀